cafe 帰去来
かふぇ ききょらい
【3年がかりで学んだ 「いのちを支えるスープ」】
店主は「いのちを支えるスープ」で知られる料理研究家の辰巳芳子さんの著作に出会い、闘病生活をしていた母親にこのスープを食べさせたいと考えます。それがお店開業につながる第一歩でした。神奈川県鎌倉市にいらっしゃる辰巳さんのお弟子さんのもとに月に一度、3年間通い続けて学んだスープ。このスープこそが「このお店の基本なので、私の店では主役はスープなのです」と店主。子供時代から育った実家は「野田屋」という衣料品店を開いていました。店主は「お店が立ち並ぶ商店街は、とってもにぎやかでした」と、当時を振り返ります。しかし、その「野田屋」もシャッターを閉ざし、空き店舗になってしまいました。店主は、自分が学んだスープを多くの人に飲んでもらい、人が集まることで地域のにぎわいを取り戻すことができればと、平成28年3月にカフェとして店舗を再開したのです。「帰去来」という店名は、北原白秋の詩に由来しています。故郷の柳川を思う気持ちを込めた詩には、作曲家の信時潔によって曲がつけられています。店主は「小学校時代の先生が、私たちによく歌わせていた思い出の曲でした」と語ってくれました。
この日は特製のスープと、有明海で獲れた柳川の海苔を使ったキーマカレーのセットでした。スープを口に含むと、とても優しい味がしました。
木調の家具が置かれた店内は、ゆっくりとした時間が流れています。店主は「ほっとする時間を過ごしていただければ」と、話して下さいました。スープはお持ち帰りもできます。食事がしにくい高齢の家族のためにと、買っていかれるお客さまも多いということです。お店の穏やかな空気に、スープと同じ優しさを感じました。
住所 |
柳川市京町48
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交通手段 |
西鉄バス京町バス停より徒歩2分
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営業時間 |
11:00〜17:00
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予算 |
1001円〜3000円
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予約の可否 |
予約可能
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個室 |
無 15席
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定休日 |
月曜日・火曜日
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禁煙・喫煙 |
全席禁煙
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駐車場 |
6台
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支払い方法 |
現金,カード,電子マネー,QRコード決済
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